【川田コーチ連載コラム】練習編~第1回「『練習』?とは」~

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★川田コーチの連載ミニコラム★
【練習編】
~第1回【『練習』?とは】~

実力や技術とは意識して行うものではなく、
無意識の中で行うもののほうが多いです。
(戦術的な技術や力ではなく、ボールを打つという動作に対してです)

人間は運動をしている最中に考えられることや
意識することなんて一つか二つ出来ればよい方です。

その考えることのひとつを試合であれば、
打ち方や身体的な技術に使ってしまうということは、
試合の流れや配球に対して意識を傾けることが出来ないということになってしまいます。

勿論、歴然とした実力の差がある相手であれば勝つこともできるかも知れませんが、
拮抗した実力の相手であれば、勝敗を分けるポイントは
配球や試合の流れを察知する能力が重要になるはずです。

では、根本である技術や実力を向上させるために何をするかというと、
当たり前ですが練習をしなければいけません。

練習とは、言い換えれば
「良い癖をつけること」が練習です。

そして、その「癖」こそが実力であり、技術ということになります。

日本語で「癖」というと若干イメージは良くないですが、
スイングひとつ挙げてみても、
無意識に練習してきたスイングを実行できて、
はじめて試合で役に立つことでしょう。

逆に、悪い癖をつけると実力が低下する可能性もあります。

屁理屈に聞こえるかもしれませんが、
センスや素質等の要素は置いておいて、

ストロークを4球、ボレーを6球練習したら、
単純にどちらのほうが上達するかというとボレーと答えるでしょう。

その理屈をそのままスライドして考えます。
10球ボールを打つ練習し、その内の4球を良い意識をして打ち、
残り6球を手を抜いて打ったとするならば、言い換えると
4球「良い癖をつける練習」 6球「悪い癖をつける練習」とも言えます。

そうすると意識とは別に、
身体はどちらの動作を癖として身につけてしまうかというと
「悪い癖」側になってしまうという考え方もできます。

様々な練習方法があり、それぞれが目的が異なるので
一概に全てこの理屈が当てはまるというわけではありませんが、
練習に対する意識付けとして念頭に置いておくことは大切だと思います。

「良い癖」をつける為にはどうすれば良いかというと、
「正しい意識」の元で、反復練習を行い、
意識することなく「良い癖」を実行できる技術を身に付けることです。

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