2022.04.07
シューズは大切に保管….してはいけません!!
こんにちは、仙川店清水です。
みなさまは、どのようにシューズを保管されてますか?
実は、あまり過保護にするのもよくないのです!
先日、このようなことをお客様から伺いました。
「新しいテニスシューズを使わないで保管していて、
久々に出したらボロボロになっていて...(涙)」
お話を伺った感じですと、おそらくタンスの中とかで大切に放t...保管なさっていたのだと思います。
ソールではなく、先にアッパーの方がボロボロになってしまったようです。
さて、どうしてこのような事態になってしまったのでしょう。
キーワードは「加水分解」です。
ソールやアッパーに使用されている素材が空気中の水分と化学反応を起こし、
ボロボロに崩れてしまう現象です。
加水分解のしやすさは素材にもよりますが、
主にミッドソールに使われるポリウレタンで起こしやすいです。
説明書には合成樹脂と書かれていますが、多くの場合ポリウレタンです。
通常はスニーカーのソールで起こる現象ですが、
テニスシューズの場合はアッパーでも起こるみたいです。
考えられる対策は、ずばり
「履くこと」です。
履いて使用することによってシューズ内の水分が押し出されるので、
一番の対策になります。
ぜひ、シューズは保管せずにどんどん履きましょう!!