2013.11.13
大会ストリンガーに行ってきました!!
こんにちは、仙川店チーフストリンガーの伴田です。
最近急激に気温が下がり、秋を通り越してすっかり冬になってしまったようですね!
皆さま、体調を崩さないようお気をつけください。
私は鼻水が止まりません…(笑)
さてそんな中ですが、先日、11月8日~11日まで大会のオフィシャルストリンガーとして出張に行ってきました!
今回の大会は、「慶應チャレンジャー国際テニストーナメント」。
ATP(男子プロテニス協会)公認の、チャレンジャー大会です。
ご存じの方も多いとは思いますが、ここで簡単にATPツアーの仕組みをご説明したいと思います。
ATPツアーというのは、日本のトッププロである錦織圭選手や、ノバク・ジョコビッチ選手、ロジャー・フェデラー選手等が、世界を転戦しながら回っている大会の総称です。
その大会は、グランドスラム(ウィンブルドン等)を頂点に、獲得賞金や獲得ポイントに応じてカテゴリー分けされています。
ATPツアーは正確に言うと、下から3番目の「ATPツアー250」からが公式戦になります。
一番下の「フューチャーズ」は、公式戦に向けての玄関口となる大会。
そして今回の慶應チャレンジャーである「チャレンジャー」は、プロテニス界の登竜門と言える位置にある大会です。
余談ですが、毎年10月に日本の有明コロシアムで行われる「楽天ジャパンオープン」は、ATP500に位置付けられている大会です。非常に大きな大会ですね。
そんな慶應チャレンジャー国際テニストーナメント。
文字通り、慶應義塾大学日吉キャンパスにある、蝮谷(まむしだに)コートで行われ、同じく慶應義塾大学硬式庭球部の部員によって運営されます。
漢字だらけですいません…(笑)
繰り返しますがプロテニスツアーの登竜門と言えるこの大会、日本からも多くのトッププロ選手達が参戦しております。
添田豪選手をはじめ、杉田祐一選手、伊藤竜馬選手、守屋宏紀選手etc...、名だたる日本人選手が勢ぞろいです。
毎日非常に高いレベルの試合が繰り広げられています!
私もチャレンジャー大会のストリンガーは初めて担当させていただいたのですが、張り替えの本数や要求はとてもハイレベルなものでした。
そして選手の半分以上は海外の方々。
受付ももちろん英語です!
私もつたないながら、なんとかリクエストを聞こうと奮闘いたしました(笑)
これは国内大会や、普段のお店の中では経験できないことですね。
こちらがストリンガーズルームの様子です。
右の方がテクニファイバー契約プロのストリンガー、小林大輔さんです。
いつも様々なことを教えていただいている、私にとっての師匠のような存在の方です。
小林さんと共に、上記した日本人選手を含めた全ての選手のストリンギングを担当しました。
基本的には、同じ選手のラケットは同じストリンガーが最後まで担当します。
私も3日間ではありましたが、担当させていただいた選手が何人もおります。
誰のを張ったのかは、お店にこっそり聞きにきてください(笑)
写真には写っていませんが、今回はテニサポ渋谷店スタッフの羽田(はだ)も一緒に働いていました。
ストリンギングの技術や知識はもちろん、ストリンガーの心構えや振る舞い、何事よりも選手優先ということを、二人揃って今大会で学ばせていただきました。
お店に戻ってからはもちろんのことですが、何事よりもお客様優先の気持ちを持って頑張りたいと思います!
この経験が皆様のお役に立てればなによりです。
そんな濃い3日間の、慶應チャレンジャー出張でした!
大会のお話を聞きたいという方は、仙川店は伴田まで、渋谷店は羽田までぜひお気軽にお声をおかけください。
ご来店お待ちしております。
仙川店ストリンガー
伴田庸介