2013.07.16

試合の主導権をとるには!

こんにちは、仙川店鈴木です

前回は試合での『緊張と簡単な対処法』をご紹介致しました。
今回は、私のオススメの1冊『これでゲームに強くなる! テニスメンタル教科書』から、『試合の主導権をとるには』をご紹介したいと思います。

試合で、相手のペースにさせないためには、最初から精神的に優位に立たなければなりません。

そのためには、コートに入ってから積極的に行動することが大切です。

まず、『鈴木です。よろしくお願いします。』と先に挨拶をしたり、ウォーミングアップでも『ボレーお願いします』や『先にサーブを打たせて貰えます』と自分から相手を動かしていくことが大切になってきます。

そうしたことで試合前から主導権をこちらに呼び込みましょう。

次に重要なのが、トス(WHICH)です。

トスでは、
1、最初のゲームでサービスかリターンを選択します。
2、コートのサイドを選ぶことができる。
3、相手に選択権を譲ることができる。
この3つから選びます。

トスのときも自分から積極的に自分からラケットを出して相手にコールをさせましょう。

このときも相手に選択権を握られても、積極的に対応して相手にプレッシャーをかけていきましょう。
『サービスをとります』と相手が選んだらすかさず『コートはこっちで』と相手のペースではなく、自分のペースにもっていきましょう。

サービスを選ばれた上に何も言えずコートも相手に選ばれてしまうプレーヤーをよく見かけますが、これでは最初から不利なゲームを始めることになってしまいます。

このように物事を優位に進めるテクニックを『フット・イン・ザ・テクニック』といいます。

『テニスメンタル教科書』では、このように心理学を試合に応用したテクニック(準備運動の重要性、自滅を避けるには、アイテムの活用など)をご紹介しています。

次回は、『審判や相手のミスジャッチ』についてお話したいと思います。

▼今回紹介の書籍「テニスメンタル強化書」▼

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