2018.03.17
フェデラーのハイブリットガット!
こんにちは、仙川店スタッフの清水です。
フェデラー好きの僕から、
今回はフェデラー選手が張っているガットのセッティングについて
紹介いたします。
フェデラーはプロスタッフRF97というラケットに、
縦にウィルソンナチュラル、横にアルパワーラフ
を張っています。テンションはそれぞれ縦57ポンド、横55ポンドと
やはりプロなので高めに設定しています。
ガットをハイブリットにする意味として、
タイプの違うガットを組み合わせて、それぞれの良さを組み合わせて、
それぞれのデメリットを打ち消し合うというものがあります。
例えば、ポリだけでは硬くて飛ばないのを、ナチュラルを組み合わせることで、飛びをちょうどよくすることが出来ます。
また反対に、ナチュラルやナイロンでは飛び過ぎたり、スピンがかからないのを、ポリを組み合わせることで飛びを抑え、スピンをかかり易くすることも出来ます。
ハイブリッドでは縦糸の性能が基本になります。
したがって、耐久性を中心に飛びを追加したければ
縦糸がポリ、横糸がナイロンまたはナチュラルになります。
また、飛びを中心にスピンや耐久性を追加したければ縦がナチュラルやナイロン、横がポリになります。
フェデラーの場合後者のセッティングなので、
飛びを重視してることが分かります。
このセッティングでは飛びを損なわずにスピン量を上げられるため、使っているプロも多いです。
ただし、縦糸がナチュラルだと横糸のポリに削られるので、寿命が短くコストのかかるセッティングと言えます。
ですが一度打ってみる価値はあると思います。
プロスタッフと合わせて、フェデラー気分を味わってみてはいかがでしょうか?
あなたも、ぜひフェデラー選手セッティングをしてみてはいかがですか?